2016年9月9日金曜日

考査2日目と「台風」と「低気圧」について

 台風13号から変わった温帯低気圧による大雨が心配されましたが、花巻地域は、大きな被害はないようです。

 考査2日目も予定どおり行います。



 ところで、「台風」と「熱帯低気圧」・「温帯低気圧」の違いについて調べてみました。

 「台風」は、「熱帯低気圧」が発達して中心付近の最大風速が17.2m/s以上のものをいいます。

 また、「熱帯低気圧」と「温帯低気圧」は全く別のものなそうで、

  熱帯低気圧・・・熱帯や亜熱帯の海洋上で蒸発した海水の上昇にともなって発生し、水蒸気を 
  多く含んだ暖かい空気から出来ていて、強い風と雨を伴います。

  温帯低気圧・・・主に赤道からの暖気と両極からの寒気が接触しやすい中緯度の温帯で発生
  し、上昇しながら北上する暖気と下降しながら南下する寒気の渦の中心が上昇気流となり、低 
  気圧となります。 

 「台風」はほとんどの場合、北上するにつれて周囲の冷気と台風域内の暖気との間に前線が出来、「台風」から「温帯低気圧」へと性質を変化させていきます。
 また「台風」は風が強い領域は中心付近に集中しているのに対し、「温帯低気圧」は広範囲で強風が吹くといった特徴もあります。

 ちなみに、多くの台風は温帯低気圧になりながら弱まっていきますが、今回のように温帯低気圧に変わりながら再び発達する低気圧もありますので、温帯低気圧になったからといって安心することはできないということです。

0 件のコメント:

コメントを投稿